フジゲンのストラトの改造をやっていきます。
いきなりですが、最終的にはこんな感じの見た目になりました。
最初のスタンダードな感じの印象は全くないですね(笑
まず初めに手を付けたのはネック周りの改造なのですが、その前に本を読んで知識を付けようと思い『エレクトリック・ギター・メカニズム』という本を読み始めました。
Sonicで有名なラムトリックカンパニー代表の竹田 豊さんの著書で、ギターの構造などについて詳しく書かれています。
エレクトリック・ギター・メカニズム-New Edition-(リットーミュージック・ムック)/Amazon.co.jp
まずはこの本で知識を学んでいきました。が、やはり思い立ったらやってみたくなるもの同時並行で改造も進めていきます。
改造のスタートはネック周りから。ペグの交換、ネックの交換です。
結果的にペグを交換してからネックを交換したので2度手間になりましたがね(笑
ペグの交換ですが、まずは下調べ。
ロックペグが良かったのですが弦を巻いていくとロックされるロックペグは自分にはあまりうまく出来なく使いづらいなぁと思っていたのでマグナムロックトラッドというペグの裏に手で回せる部分が付いているものを試してみることにしました。
実際に購入したのはこちら。
GOTOH ( ゴトー ) / SG381-MGT-07-L6-Chrome/SOUND HOUSE
そしてペグの交換の手順を動画で確認しました。便利な時代ですねえ、やはり文章だけよりも断然イメージしやすいですからね!
こちらとこちらの動画で勉強させてもらいました。
誰でも簡単ギターペグ交換!ストラトのペグ交換をしていく動画です。 – YouTube
マグナムロックトラッドはすごく使いやすいです。便利すぎてもうこれにしたら元には戻れません。
さて、次はネックです。
不満があったわけではないのですが、なんとなく変えてみたくなったのでぐらいの理由で交換してみます。使ったことがないメイプルネックがいいなーと、ストラトだからこれかなあ国産の中古だしいいかなあ程度の理解でヤフオクで落札。いま思えばかなりアバウトな選び方ですがラッキーなことに、この時はうまくボディと合うようなネックが手に入りました。勢いってやつも時には大切ですね。
さてこのネック、ボディと合わせてみるとポケットに隙間ができました。
どうもフジゲンのこのストラトのネックポケットはテレキャスっぽい形みたいですね。
隙間はできるけど、ネジ穴もそのままでつけかえれたのでいいんじゃないかなあとそのまま行くことにしました。これもかなりラッキーかつアバウトな進め方です。
ネックの厚みが違うとか、色々調べていたのですが今回は本当にラッキーでした。
ネックを付け替える前に、フレットのバリが出ていたので削ることにしました。
ギターワークスでフレットのエッジを丸めるヤスリを購入。
全体をマスキングして軽めに丸めていきます。
フレットの端はやりすぎも怖いので綺麗に丸めるのではなく、痛くないように軽く削るぐらいにしておきました。最終的にスチールウールで磨いて完成です。
そして気分の問題で意味があるかと言えば謎なんですが、ネックポケットの隙間をパテで埋めることに。でも後々取り外しできるようにパーツを作ってネックに両面テープで貼り付けました。パテの硬化の収縮によって最初の幅より薄くなったのでポケットがきちんと埋まってるか謎です(笑)あくまで気分とやってみたかっただけです。
そしてそして、さらにおまけでネックプレートもフリーダムのトーンシフトプレートに変えることにしました。何やら良い音がするそうな。
/Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / Tone Shift Plate SP-JP-03/SOUND HOUSE
ナットもそのまま使ってるので、指板のアールの変化と相まって弦高が高く感じるのですがまあ弾けるので問題ないかなあと。そんなにテクニカルなプレイをするわけではないので。まあ、テクニックもないですしね(苦笑)
肝心の音はというと、ローズ指板からメイプルに変わったので劇的に変わった!と思います。うん、変わった変わった。多分。これも自分の技術の問題ですね、録音なんかしとくとよかったですね。誰かが言ってましたが、交換するのはひとつずつやって音がどう変わるか確認する必要があると。そうすると交換した部分が音にどう影響するかわかると。大変勉強になりました!
おそらくこのぐらいは変化したと思います。参考にデジマート実験室のページを紹介して今回は終わります。この実験室の記事はどれもためになって最高なのでぜひ読んでみてください。
https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fwww.digimart.net%2Fmagazine%2Farticle%2F2017040302499.htmlwww.digimart.net
次回は、ピックアップ周りの改造いきたいと思います!
<注意:素人のDIYでの改造ですので、正しくない方法も多分にあるとおもいます。あくまで自分の記録としての記事ですので、参考にされる際は別の正しい資料や情報をあたってください。またはプロのリペアマンにお願いするのが一番の方法です。もし万が一参考にされる際はすべて自己責任でお願いいたします。>