JST5R改造記その5のアイキャッチ

フジゲンのストラトの改造の記事も5回目になりました。

前回までで一通りの改造は終わったので、今回はおまけ回みたいなものです。

一通り終わった後でも、改造って終わらないですね。あれもできる、これもできる。ネットサーフィンしてたら新しいパーツ見つけちゃったりして。

とはいえ、今回の改造でこのギターに関しては完成した感じがあり、満足しました。

今回は以下の点を改造しました。ちょっと項目が多いかな。

ストラップピン交換、ピッアップカバー交換、ノブ交換、ピックガード交換、導電塗料でノイズ対策、センターピックアップ交換、プッシュプッシュポットでフロントリアのミックストーン、裏蓋交換をやりました。

一気にというよりはちょこちょこやって行った感じですね。改造のたびに弦を交換していたらお財布が大変なことになるので、交換せずペグから外しただけだったんですがロックペグのおかげで楽ができました。

まずはストラップピン交換です。

ストラップピンはシャーラ―のロックピンが好きなので、交換していきます。ストラップの交換も楽ですし。

ただ、シャーラーのものを買っていくと余るんですよね。ストラップ側の方が。一本のストラップを使いまわしているので特に余ります。(基本的に家でしか弾かないのでストラップつけないんですけどね。)

今回はシャーラ―のものを使っていきます。過去にギター側のピンごと抜けることを経験しているのでねじ穴に接着剤を流し込んでがっちり固めていくスタイルです。もう二度と取れませんが、売る気もないですし抜け落ちの方が嫌なので。

接着剤はなんでもくっつく強力なやつをつけます。ほかの部分につくと後が残るので慎重に。

後にシャーラ―のロックピンに対応したギター側のピンをサウンドハウスで発見しました。形は若干違うんですが、機能的には自分は問題なかったのでこれ以降そちらを使っています。お値段も安くてよいです。

SCUD ( スカッド ) / EP-13C/SOUND HOUSE

今回、使用したのはこちら。

SCHALLER ( シャーラー ) >S-Locks Chrome ストラップロックピン 送料無料 | サウンドハウス

2つの形の違いはこんな感じです。

ストラップピンの形の違い

お次はピックアップカバーとノブの交換です。

もともとついていたピックアップカバーは白だったので、黒に変えたいなと思いました。

なので黒のピックアップカバーを買ってみたところなんとポールピースの幅が合わないのです。

しかもフロントだけ。

どうやらフロントだけ若干狭いようでした。そういうこともあるんですね。

こうなったら自分で作るぞと、穴の開いていないカバーを買って自分で穴をあけることにしました。でも穴の間隔を等間隔で上下もそろえながら開けるのって難しそうだなと思って、もともとついていたオリジナルのカバーをスキャンしてイラストレーターというソフトで型紙を作りました。

型紙をペタッと貼って穴をあければ楽勝だぜ~なんて思っていたんですが、ピックアップカバーの端っこが若干アールがついていてピタッと真ん中に貼るのが難しいと来ました。で、一回貼り付け位置がずれて穴の位置がずれました。(泣

一回目の失敗を活かしたおかげで二回目は成功したんですけどね。穴の大きさが若干大きかったのか、ピックアップのバルカンファイバーがチラ見えしますが味ということで。

隙間から覗くバルカンファイバー

次にノブです。

ノブ選びって楽しいですよね。自分はQ-partsが好きなのですが、3つとも同じものにするより一個だけ違うとか、そういう組み合わせが好きです。Amazonを見ていると中国製?のアバロンのブラックメタルのノブが二個セットでQ-parts一個と同じ値段だったので、これは試しに買ってみようともう一個はハラミスの透明なやつがきれいでいいなとボディも赤だし合わせてみようと購入しました。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/249501/

まず、Amazonで購入した2個セットノブですが一回り小さかったです(泣

そしてハラミスの方ですが、それ単体ではかっこいいのですが取り付けてみるとなんかプラスチック感というか中のポットの軸の透け感が自分には合わなかったので止めました。

結局、中国製のアバロンノブを活かしてボリュームノブだけ同じ経のゴールドノブにしました。サドルの色ともあってますし。いい感じに落ち着いたのではないかなと。

ノブの組み合わせ

次にピックガードの交換です。

これはネットサーフィンをしていたら出会っちゃったんですよ。

木製ピックガードって憧れますよね、それがアクリルで覆ってあってめちゃくちゃかっこいいピックガードを。

レアウッドピックガードさんです。

ピックガード革命!レアウッドピックガード製作・通販サイト

製作されている、ピックガードの詳細から過去のガードまで魅力的な写真が満載です。

その中で、在庫されている商品があったのでコア材を使ったピックガードを購入しました。

若干ねじ穴が違ったので、ギター側のねじ穴を埋めて穴をあけなおしました。

いや~木が好きなものとしてコア材の杢目、めちゃくちゃかっこいいです。

上にアクリルが貼ってあるので、普通のピックガードと使用感は変わりません。

コアのかっこいい杢目

これに合わせて、裏蓋も木っぽいのがいいなとこちらは自作しました。

ヤフオクで購入した花梨の瘤がでている板を(おそらく3㎜程度の厚み)のこぎりで切って、弦交換の穴をあけました。サイズなどはもともとついていたものを参考に。

全体をやすりがけして、最後に蜜蝋をぬって完成です。

表の感じとは違ってこちらもいい感じです。蜜蝋をぬると濡れ色が赤っぽくなったのでボディとマッチして大満足です。

裏蓋ビフォーアフター

結構、長くなってきましたね。

最後と書いたのですがこの辺で区切って残りの改造は次回ということにします。

つづく。

<注意:素人のDIYでの改造ですので、正しくない方法も多分にあるとおもいます。あくまで自分の記録としての記事ですので、参考にされる際は別の正しい資料や情報をあたってください。またはプロのリペアマンにお願いするのが一番の方法です。もし万が一参考にされる際はすべて自己責任でお願いいたします。>