ジャガーベースのリペアで味をしめたので、次はFender japanのストラトを持っていくことにしました。
このギターは10年ちょっと前にヤフオクで2万5千ぐらいだったかで、購入したものです。最近ジャパンビンテージなんていわれて、JVシリアルの物がすごいみたいな話で価値がでている?ようですが(フジゲン製造で木材が良いとかなんとか。ギターマガジンで特集も組まれていましたね。)
このギターはなんと!JVシリアルではありません(笑
まあ、そんなにうまい話はないですね。
とはいえ一応Aシリアルなので85年とかそのあたりの一番グレードの低いギターですST62-55なので当時5万5千円のものかと。で、調べてみるとボディ材がアルダーとバスウッドが混ざっている時期で自分の個体はどちらなのかわからないのでこれもリペアついでに見てもらうことにしました。
さて本題のリペアですが、このギターちょっとまとまりすぎて面白くないなあと思っていたところだったので、ピックアップの交換とアッセンブリも交換してみることにしました。そこでチョイスしたのが、ロシアのAlexander PriboraのHot CustomとSonicのブレンダー搭載のアッセンブリ(TURBO BLENDER)にしました。
選んだ理由は、使ってみたいな~という軽い気持ちです。本来はこういう音がほしい!とかこういう使い方したい!みたいな理由だとは思うんですが、自分の場合はやってみたいなという軽い気持ちでした、ライトに改造を楽しむのもありかなあと。。。
ピックアップはヤフオクで購入、アッセンブリはサウンドハウスで購入。
その二つを持参して、島村楽器へリペアの依頼をお願いに行きました。
今回はピックアップ交換、アッセンブリの交換のほかに基本的なセットアップとピックアップカバーに合わせてノブも焼けていない白いもの交換もお願いしました。(レリックはやってますけど自分は新しい方が好きなので)1週間ぐらいで作業してもらいました。
返ってきたギターは、ピックアップとアッセンブリの交換で楽しく弾けるギターになったのですが、一番感動したのはセットアップしてもらった弦高の低さ!めちゃくちゃ弾きやすくなって帰ってきました。いままで弦高とかネックとか怖くていじったことなかったのでこんなに違うのかと感動しましたね。調整ってヘタクソにとっても大事なのですね。
そして、木も見てもらって(最初にお願いしに行った際に弾いてみた感じでもおっしゃってたのですが)アルダーということが分かりました。
リペアマンってすごいなと思った、良いリペア体験その2でした。
ちなみに交換したAlexander Priboraの試奏動画はこちら。ロシアの手巻きピックアップで割と評判が良いみたいです。直接買おうとしたらうまくいかなかったのでヤフオクで買いましたがお手頃価格でよい感じだと思います。
SonicのブレンダーはこちらのSONIC ( ソニック ) / TB-402 TURBO BLENDER 4 JAPANです。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/132217/