ストラップDIYのアイキャッチ

よいストラップを探す旅は終わりがないですよね。

何が良いかは人それぞれですし、難しい部分がありますが。
自分としては肩こりしないというのが一番大事です。

あとは持ち運びやすくて、ギターに傷がつかないことも重要ですね。

とはいえ、肩こりしないものは幅広でかさばるので持ち運びに関してはお手軽ではないですね。

そんなことから今回は2本のストラップ、
コンフォートストラップとフェンダーのストラップです。

COMFORT STRAPP / Pro Bass Short 84-94cm
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/2373/

FENDER  / CUSTOM MONO STRAP SEA FOAM GREEN
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/250508/

コンフォートストラップはベースやギターが軽くなると、肩こり対策にとても評判のよいストラップです。

フェンダーのストラップはお店で安くなっていたのですが、さわやかな色で一目で気に入ってしまったものです。軽くて持ち運びもしやすいです。

それぞれ用途別に、とても良いストラップなのですが自分の使い方からすると少し不満がありました。その不満を今回DIYで解決していきます!

まずはコンフォートストラップから。

購入したコンフォートストラップはベース用のもので、分厚いパットがギターのものより幅広で、高めの位置で構えるようになっているタイプです。

分厚いパット部分に工夫もされていて肩こりにはとてもよいのですが、自分には短すぎました。
ピンをひっかける部分も2重にして外れないようにする仕組みになっているのですが、それを使わず外側の穴にひっかけても短すぎでした。

もう10センチ長い大体113cmくらいが自分のベストの位置なので、紐の部分を取り換えて長くしていきます。
それとピンをひっかける部分も2重にする分にはよいのですが、ロックピンを使って1重にするのでちょっと薄くて心もとないです。なので、この部分も裏に薄めの皮を貼って補強していきます。

紐の部分ですが、かばんテープやアクリルテープという名前で手芸用品店で購入できます。自分はAmazonで同じ50㎜幅のものを購入しました。交換した感じが出るようにあえて紺色を選びました。

このかばんテープも素材が色々あり、今回使ったものは少し柔らかめのタイプでした。使い勝手に影響してくる部分でもあるので、実物をみて選んで買うと間違いがないかもしれません。

糸をほどいて、手縫いしていきます。縫い方は強度優先で本返し縫いです。糸も今回は百均で買ったのですが、太めの丈夫な糸を選びました。

テープの切れ端は木工用ボンドで固めて何とかしました。(見た目はそれほどきれいではないですが)

同じ色の糸で縫っていくとどこを縫っているのかわからなくなりましたが、素人なので仕方なし。ひとまず外れなければよいという強度を一番意識して縫いました。

長さも丁度よくなって良い感じです。長さは少し余裕を持たせたので、今後もう少し長くしたい場合も対応できます。

ピンをひっかける部分は皮の端材を手芸屋さんで購入。布や皮革用のGボンドで貼り付け、乾いたら周りと穴をカッターで切りました。裏から補強されて、強度も上がりいい感じです。

次にフェンダーのストラップですが、こちらは見た目よく、お手軽な感じでよいのですが使ってあるパーツが金属で、ギターに傷がついてしまいそうだなと思ったのでプラスチックのものに取り換えます。

ストラップの柄にあわせて白いプラスチックの角カンと送りカンの幅50㎜のものを手芸用品で購入。糸をほどいてパーツを取り付け塗っていきます。

こちらは元の状態に戻すので、同じ針穴に本返し縫いで縫っていきます。

元のラインで縫えばよいので迷いはなかったです。忘れないように写真を撮っておきます。こちらも素人なので丈夫さ優先で外れないように塗っていきました。

交換完了です。金属パーツはかっこよいのですが、スタンドにかけるときなどギターにコツンとあたって傷がつくかもと思うとあまり使いたくはないんですよね。

DIYで素人ながらストラップ改造してみました。一番の心配は塗ったところから外れていくことでしたが使ってみた結果大丈夫そうです。2本とも良い感じの使い勝手になったので大満足です。