RYguitarオーダー記5回目、最終回です。
このギターが完成してから3年経ったところですが、
今のところ大きな不具合はありませんが、調整やパーツ交換、劣化などを
メモ程度に記載しておきます。
エボニー指板は逆反りする傾向があると聞いたことがあります、またエアコンの風の通り道に置いていた時期もあったので季節によってネックが逆反りする時があり、ローポジションがビビりました。
高めのフレットを使っているのでビビりやすいのかなというのもありますが、
トラスロッドを回して調整しました。季節によって若干の反りがあったのかもしれませんが、調整した回数は少ないです。
トラスロッドの調整ははネックを外したところと、サイドからできます。サイドで軽く調整しつつ本格的な調整は根元でするような感じです。
ネックプレートとトレモロスプリングを交換してみました。
ですが、初期の状態の方が音に張りがあって好きだったのですぐに戻しました。ネックプレートには最初からプラスチックのプレートガードがついていますが、関係なく良い音してると思います。
スプリングの共振を減らすためのスポンジは貼り付けました。
フロントのEMGピックアップの一部が黄色く変色しました、これは白いピックアップを選んだ宿命ですね。
ウルテムのピックを好んで使うのでそれが当たる部分が少し変色しました。
あとは若干ジャックの接触が悪い時があったので、接点復活材をかけて直しました。
アマチュアの初級ギタリストなので、それほど弾けていないのかもしれませんが
大きな不具合は今のところなくきれいな状態を保っています。
一番のネガティブな点は、ジャックにシールド挿しっぱなしにしておいとくとアクティブとピエゾにつかう電池がなくなってしまうので、弾き終わったらジャックを抜いておかなければいけない点ですかね。
アクティブギターの宿命ですが、何度かやってしまいました。あれは地味に凹みます。
電池はダンエレクトロのマンガン電池使ってます。
DANELECTRO ( ダンエレクトロ ) / DB1/E
弾き心地や、音に関してですが、不満点は今のところ全くないです。ステンレスフレットなので、たくさん弾いても摩耗を気にしなくてよいですし。
音色のバリエーションの多さから操作が複雑になるかもと考えられますが、慣れてしまえばそれほど複雑ではないですし、曲中にすぐにチェンジしなければいけない場面で使用していないので困ってはいないです。
アクティブピックアップに関してはXシリーズでもともとアクティブ臭さは少ないのですが、
やはりパッシブのピックアップと比べると若干毛色は違います。
ですが、ピエゾとブレンドすることでジャリっとした感じを加えることも出来るので気分によって使い分けることが出来ます。
特にフロントのタップの音にピエゾを混ぜると結構かっこいい音になるのでお気に入りです。
もちろんピエゾを足さなくてもフロントタップの音はかなり好きです。
試しに、音のサンプルを録ってみました。演奏はうまくないので参考になるかはわかりませんが。
フロント、フロントタップ、フロント&ミドル、ミドル、ミドル&リア、リア、フロントタップ+ピエゾ、ピエゾという順番です。
ピエゾ以外はAmplitubeを使っています。ピエゾ単体の物はDAWのコンプなどをあててちょっと調整してみたものです。
今回注文したオーダーギターは一生ものになると思うので、大切に弾いていきたいです。
RY Guitarさんありがとうございました!